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小さな女の子だった私のお気に入り

こんにちは。あやのはるかです。今日ご紹介する本は、私が読書好きになるきっかけとなった作品です。きっと、あなたもシリーズのどれかは読んだことがあるのではないでしょうか。

本との出会いは小学校1年生の夏休みの時。学校の図書館で見つけて読んだのが最初です。

タイトル:ドリトル先生アフリカ行き
著者:ヒュー・ロフティング作/井伏鱒二訳/岩波書店

ドリトル先生シリーズ 一部

このシリーズの最初のお話は、動物の言葉を学んで話せるようになったお医者さんが、人間相手のお医者さんをやめてしまいます。ある日、動物たちの病気を治すためにアフリカまで旅に出かけていく話です。

写真は、大人になってからもう一度読みたいと思い、また子供たちに読んでもらいたいなと思い買ったものです。子供たちはなぜか興味をもってくれませんでしたが・・・

改めて読んでみると小学1年生が読むには少し難しい内容だと感じましたが、興味をもつと読めるものなのですね。

シリーズ最初の「アフリカ行き」だけは、いつでも読めるように本を買ってもらい、本がボロボロになって薄汚れるまで何度も読み返した記憶があります。

大人になってから出会った本の中で、これほど何度も読み返した記憶がある本は思いつきません。

動物の言葉を話せるようになったお医者さんがいたら楽しいだろうな。アフリカという国はどんな匂いがしてどんな色があるのだろう。まだ世の中の事を何も知らなかった小さな私には、とても新鮮で興味深く、空想の世界を拡げてくれる内容だったのでしょうね。

当時の私から見ればおばあさんの年齢になってしまった私ですが、これからも素敵な本との出会いを楽しみにしているのです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

あやの はるか

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